【ランニング】ランニングシューズ高額化に思うこと
ベルリンマラソンで、キプチョゲ選手の世界記録更新。
シカゴマラソンで、ファラー選手のヨーロッパ記録更新、大迫選手の日本記録更新。
日本記録だけでなく、世界でもマラソンの記録更新が続いてますね!
すごいです。一マラソンファンとして興奮します!
マラソン世界記録が二時間三分台に突入した頃は、ゲブラスラシエ選手やキプサング選手、キメット選手はアディダスのシューズを履いてましたが、ここに来て、ナイキシューズでの更新が続いてますね!
やはり世界記録を更新した、選手と同じモデルのシューズって欲しくなりますよね!
野球のグローブやバットの○○選手モデルとかと同じですね!
しかし、ですよ!
最近のランニングシューズ、高くなりすぎな気がするんですよね。
ナイキのヴェイパーフライの新作なんて三万円近いし、ペガサスターボも二万円ですし。
アディダスのサブ2も二万円、ブーストのいくつかのモデルは二万円超が色々あります。
反対にアシックスのJOG100や、ミズノのマキシマイザーはアマゾンでは、3000円前後です。
もう少し高めで、アシックスのライトレーサーとかでも、一万円は全然いかないです。
この違いが何なのかって凄い気になるんですよ。
少し視点を変えますが、
例えばホカオネオネやアルトラなど、日本ではそこまでメジャーではないメーカーのシューズは流通量が少ないから、実売価格が定価近くになるのは理解できます。
しかし、ナイキのヴェイパーフライやペガサスターボは定価自体が高いです。
果たして、シューズ自体を見たときにそこまで他のシューズと比べて原価に違いがあるのかと。
原価にしたらそこまで違いはないと思うんですよね。(根拠ないけど、感覚的に)
メーカー規模を考えると、流通量の少なさも意図的なものを感じます。
しかし、こうも考えられます。
研究開発費ですね。
トップ選手に寄り添い研究を重ね、トレーニングチームや施設を持ち、世界記録更新や世界的な大会のメダル獲得に貢献する。選手やコーチに給料を払う。
これには、膨大なコストが掛かってると思います。
それを回収するために、一般向けのシューズにプレミアム感を出し、高い利益を確保する。
選手にはメディアのインタビュー等でシューズの良さをアピールしてもらう。
営利企業である以上、これは必要な販売戦略だと考えられます。
一方で、
世界記録やメダルに限らず、一般ランナーにも言えることですが、走るのはシューズではなくランナー本人です。積み重ねるべきトレーニングがあってそのつぎに道具としてのシューズが来るはずです。
そんなことは、ほとんどの人は理解しているはずです。
しかし、自分のトレーニングよりもシューズが気になる。
何なんでしょうね。この感覚は。
…何が言いたいか、わからなくなってきましたね…。
私自信は、
ヴェイパーフライが欲しいかと言われれば欲しいです。
しかし、それに三万円も払う気があるかと言えば微妙です。
要するに、高いランニングシューズを買うときに何に対して金を払うのかを意識したいって話がしたいんです。
※少なくともシューズ自体(一足あたりの原価と言っても良い)にそこまで差はないと思っています。
そこまで速くないのに、高いシューズを履いている人を見ると「シューズより、もっとトレーニングをしろよ」と思っちゃうんですよね。
でもそれって、自分が持ってたら他の人からもきっとそう思われるんですよ。
また、
高いシューズを履いて、満足な結果が得られないと「折角買ったのに…」って落ち込んだりすると思うんですよね。
でも、そういった考えに対して自分なりに納得出来る理由をもっていれば、考え方も変わると思うんですよ。
例えば
①ナイキやアディダスをブランドと捉えて、ブランドに対して金を払う。
(ブランドバッグや時計と似た感覚)
②トップ選手と同じモデルを履く楽しみのために金を払う。
(有名人と同じものを持つのと似た感覚)
③研究開発費の回収のためと理解しつつ、トップ選手が記録更新やメダル獲得のためのチームの一員であることに金を払う。
④素晴らしいシューズだからそれだけの価値があると考える。(やや盲目的な考え方)
他にも考え方は色々あると思いますが、私が思い付くはこんなところです。
そして、どれが正解という事はもちろんないと思います。
ただ、何に対して金を払うのかって言うのは考えておくことが、私にとっては大事だな。って近頃は思います。
良いシューズは欲しい。けど高い。そんな悩みに対する私なりの考え方でした。