【ランニング】小出監督を偲ぶ
昨日、各種メディアで、小出義雄氏(小出監督)が亡くなったと報道された。
一応ご存知ない方のために簡単に説明しておくと、小出監督は高橋尚子さん、有森裕子さんら女子マラソン名選手の指導者として有名だ。正に平成の名伯楽だ。
80歳で肺炎で亡くなったのこと。
ご冥福をお祈りする。
今日は自分の小出監督にまつわる事をいくつか書いておきたい。
まずはこちらの本
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)
- 作者: 小出義雄
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2014/05/29
- メディア: Kindle版
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自分がマラソンを語る上でこの本は絶対に欠かせない。
初めてフルマラソンを走った2016年の横浜マラソンで半分以上歩くという残念な結果で、どうせならしっかり走りたいと思い、練習の基準になる本を探していて、アマゾンの口コミとか見ていてその時点の自分に合いそうだと感じて買った本だ。
買った時、まわりのフルマラソン、ランニング経験者からは「30kmから速くするなんて無理だろ」と言われた気がする。
本書には具体的な練習内容が書いてあるが、自分の練習時間の確保具合からそのメニューは中々こなせていないが、30kmから一番速く走るということは意識して実践する事にした。
2016横浜マラソンの後の大会を思い返してみたが、
全ての大会が30〜35kmのラップが一番速い。
これはマジだ。
撃沈した、と言っているレースは35km以降に急激に落ち込んでいる。
考えてみたらこれは凄いことなんじゃないか…!?
と、言うくらい自分のランニング人生に、影響を与えてくれた本だ。
小出監督の本は実はこの本しか持っていない。
あとは、こちら
これは、小出監督以外も含めたマラソン名選手、名監督のインタビューを集めたものだが、小出監督のインタビューは中々刺激的だ。
「世界一になるには世界一の練習をするしかない」
だ。若干ニュアンスが違ったかもしれないが、名言過ぎる。
自分に当てはめるなら「サブスリーを達成するにはサブスリーの練習をするしかない」だ。
最後は本では無いが2017年1月の千葉マリンマラソン。
この大会は小出監督がゲストで開会式の挨拶をしていた。
挨拶と言っても一言二言くらいの短いものだったが、少し高めの声と力のある挨拶には元気をもらった気がする。
思い出、以上。
これ以上書くと、何か軽い言葉にしかならないからやめておこう。
ただ、自分のフルマラソンの成功体験は間違いなく小出監督の本のおかげだ。
ありがとうございました。
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